当たり前の話ですが　自社の工場で製造しております。　

何をいまさらとおっしゃるかもしれませんが　大事なポイントです。
菓子の世界でも　委託外注はあります。　
他社の製品を袋詰めだけして並べているケースをよく目にします。

この場合特に　問題ないように見えますがそうでもないのです。
どうしても製品が古くなります。

発注のタイミング　ロットの大きさ　売れ方の予想など　

色々な要素があり　いつも新鮮ですというわけにはいかないのが　

現状でしょう。

最大の問題は　製品を冷蔵庫などの保管が出来ないことです。

製品化された豆は水分を吸収して　どんどんしっけていきます。

夏場に低温の冷蔵庫などで製品化されたものを保管すると　

袋詰めの段階でどうしても結露します。
私たちも原料（生の豆）は冷蔵庫で保管しますが　製品は冷蔵庫では

保管できません。
毎日製造しているのも　当たり前の話です。
毎日製造し　できるだけ新鮮なものをお届けすることが　

最大の旨さにつながると確信しております。

業者内では、中国で加工（フライ）して大きな箱に詰められたものが　

よく出回っております。
つまり製品の輸入です。

これを袋詰めして並べるわけです。
まず間違いなく船便で送られており　もちろん税関も通ってきます。

そしてこの間一度も冷蔵庫などでは　保管できません。

しっけて（結露して）いくからです。

中国の工場内部の事情はわかりませんが　出来立てのどんぴしゃりの

タイミングで出荷できても時間がかかります。
別に時間がかかっても　構いませんがこれを袋詰めしただけで　

製造していますメーカーでありますという表記の区別が

つかないのが現状です。